ポピュラーピアノをコード(和音記号)で楽しくアレンジして、演奏してみましょう。
ポピュラーやジャズは、コードに基づいて自由に演奏していきます。
ですから、コードに慣れれば慣れるるほど演奏が楽しくなっていきます。
コードは決して難しいものではありません。初歩から段階を追って少しづつ慣れていくと、いつの間にか
弾けるようになっていきます。
この講座は、一つの曲を通して、段階を追った演奏方法を各ステップごとに分かりやすく説明していきます。
今回使用する曲は、アメリカの音楽の父と呼ばれる「フォスター」の名曲「Old Folks At Home」です。
三つのコードのみでできていますが、分かりやすく美しい曲です。
「コードによる演奏の発展」
コードに基づく演奏プログラムを紹介していきます。
以下のステップにより、コードを身に付けていきます。
[Step 1] 右手=メロディー
[Step 2] 右手=メロディー
左手=ベース(基本的にコードのルート(根音といいます))
[Step 3] 右手=メロディー
左手=コード(基本形&転回形)
[Step 4] 右手=メロディー
左手=ストライド(ベース+コード)
(ベースとコードを交互に弾きます)
[Step 5] 右手=メロディー
左手=クローズ・アルペジオ(密集によるアルペジオ)
*アルペジオ=分散和音のこと
[Step 6] 右手=メロディー
左手=オープン・アルペジオ(開離による(10度の)アルペジオ)
[Step 7] 右手=右手のChord Traininng(右手のコード感)の育成
右手=コード
左手=ベース
[Step 8]3Way Close Voicing(スリーウエイ・クローズ・ボイシング) -1-
(3声密集によるハーモニー付け)
右手=メロディー+コード・トーン(メロディーの下に2つのコード・トーンを配置)
左手=ベース
[Step 9] 3Way Close Voicing -2ー
右手=メロディー+コード・トーン
左手=オープン・アルペジオ
*今回は、[Step 1] 右手=メロデイーを弾いてみてください。
*次回は、コードの基本的な作り方を学習していきましょう。